英語特区

令和4年度 特別の教育課程の実施状況等について

  1. 特別の教育課程の実施状況に関する把握・検証結果

    • (1)特別の教育課程編成・実施計画に基づく教育の実施状況

      1. 計画通り実施できている
      2. 一部、計画通り実施できていない
      3. ほとんど計画通り実施できていない
       A 
      ←記号で回答
    • (2)実施状況に関する具体的事項

      • 特別の教育課程に基づく教育を実施するための実施体制(校務分掌等)
      • 生徒への教育上の配慮等
        (発達の段階並びに従来の英語科の内容の系統性への配慮等)
        ※(1)でBまたはCと回答した場合は必ず記入してください。
        • 特別の教科「オーラルコミュニケーション」実施のために、県費及び町費負担の非常勤講師を配置し、ALTとの協働により授業を行っている。

        • 「オーラルコミュニケーション」においては、英語科の進度を踏まえ、小学校段階からの既習事項を活用する場面を設けるとともに、海外との遠隔交流授業やALTとの交流活動を各学年に計画的に配置し、学年が上がるごとに高度なものになるよう配慮している。
          また、これらの活動は、転出入があっても支障のない内容となっている。

    • (3)保護者及び地域住民その他の関係者に対する情報提供の状況

      A 実施している  B 実施していない
       A 
      ←記号で回答

      ※保護者及び地域住民その他関係者に対する情報提供方法の工夫等について、具体的に記載すること。(公開授業、HP等)

      オーストラリアの学校との遠隔交流授業やALT交流会については、学校便り等で紹介している。また、学校評議員会でも授業の内容等について説明している。
  2. 評価の結果について

    生徒からの様子を聞いた保護者からの反応のみであるが、

    アンケート結果

    という反応であった。

    <考察・改善策>

    • (1)英語科評価

      総合評価:B

      小学校である程度のコミュニケーション能力を身につけている生徒に対して、もっと、実践で通じることや、気持ちが通じたときの喜びを味わうことが出来る遠隔授業や、ALTとの交流授業に変える必要がある。

      その申し入れに対応し、英語科の教員やALTが楽しみながら活動に取り組めるような工夫をするようになった。

      英語に対する苦手意識をなくし、中学校で習った単語や文法を元に、実際に使うことの楽しさが実感できる内容に変わりつつある。

    • (2)管理職評価

      総合評価:B

      英語特区については、生徒一人一人が興味をもち、主体的に活動できる授業を模索していく必要がある。

【放課後英語クラブ↓】
【放課後英語クラブ】
【ALT交流会↓】
【ALT交流会】
【遠隔授業↓】
【遠隔授業】

教育課程特例校としての取組


 和気中学校では、グローバル感覚を身に付けた人材を育成するため、その基盤となる異
文化への興味関心やコミュニケーション力を高められるよう、平成29年度より「教育課
程特例校」の指定を受け、英語教育の充実を図っています。


【取組のねらい】
 ますます国際化する社会において、グローバル感覚を身に付けた人材を育成するため。
園→小→中の流れを大切にした英語教育の中で、英語を学ぶのが好きという子どもたち
を増やし、さらに国際的な視点をもって、誇れる故郷をいろいろな形で発信し、地域→
県内→国内→世界中の人々と、臆することなく意見を交換しながら和気町を発展させて
いけるような人材を育成するため。

【特別の教育課程の概要】
 グローバルな視点で「聞く・話す・伝え合う力」を育むために、中学校第1学年~第
3学年の英語に「オーラルコミュニケーション」を組み込んでいます。各学年共に「総
合的な学習の時間」から年間17時間を削減して「オーラルコミュニケーション」(年間
17時間)に充てます。
 「オーラルコミュニケーション」の授業では、「聞く・話す・伝え合う」言語活動を中
心とした授業を進めます。また、「オーストラリアの学校との遠隔交流授業」や「町内の
ALTとの交流授業」を「オーラルコミュニケーション」の教育課程に計画的に配置し、
目的意識をもって既習事項を活用する場面を設定するとともに、異文化への興味・関心
を喚起し、理解を深めていきます。